私の起業家としての人生は、1999年に東急ハンズでの3万円の「Tシャツくん」というシルクスクリーン印刷機の購入から始まりました。
その後、オリジナルアパレルブランド「REVOLLA」を立上げ、それからの20年は、師匠も相談相手もいない中での絶え間ないデザインとプリントの日々。
あらゆるものに加工を施し、自分の中のアートへの情熱を形にしてきました。しかし、ある時、自分だけの作品ではなく、世界が欲しがるアートやスニーカーを集めることに目覚めたのです。特に、作り手が作品を通じて表現している深いストーリーや哲学に魅力を感じました。
私は、かねてから「衣・食・住」に関わるビジネス展開を目指してきました。その結果、「衣」を象徴する「REVOLLA」、美味しい「食」を追求する「サンフランシスコパイハウス(妻が経営者で取締役として経営に関わる)」、そして「住」の新たな形としての「Villa Revo(ヴィラ レボ)」。
3つの事業を持つことができた今、私のこれまでの経験や出会ってきたアートを多くの人と共有したいと考えています。私の大切にしてきたコレクションや、アートに対する情熱を訪れる人々と共有し、新しい出会いや感動の瞬間を提供できる場所を作ることができると信じています。